消息不明の友の「世にも奇妙な物語」

どうしてそうなったのかは覚えがないが、彼は私のことを、
「兄者(あにじゃ)」
と呼んでいた。
たしか3歳年下だったはずの仲良くしていた友だ。
その彼の消息がかれこれ20年くらい分からない。
携帯電話はつながらないし、豊田市にあった彼の実家も引っ越してしまったのか、電話がつながらない。共通の知人に当たってもみたが、誰からも情報は得られなかった。

私がある飲食店に居ると、その彼が入ってきて近くの席に着いた!
急いで声を掛けると、友も驚き、積もる話に花が咲いた。
LINEの交換もした。今後は頻繁に連絡を取り合えるだろう。
そして、目が、覚めた。

なんだ、夢だったのかと落胆する。目覚めた時に、ほとんど夢を覚えていない私にしては珍しいなと思いながら、スマホを手に取り、ロックを解除する。メールのアイコンに新着メッセージの数字が表示されている。チェックすると、自社の楽天ショップからの受注を知らせるメールだった。夜中に誰かが注文をしてくれたのだろう。
メールを開くと、「対い鶴」の家紋を刻印した携帯ストラップの注文だった。
そして…
驚いたことに、そこには夢に現れた彼とまったく同じ名があった…。


小説風に書いてみた(笑)

「世にも奇妙な物語」みたいな物語みたいなお話で、夢かと思ったけど現実でした。
注文に関係のないことでお客様に連絡を取るわけにもいかないので、確かめるわけにはいかず…。
再会できるといいなぁ。


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